オートバイには誕生から100年以上にわたる歴史があり、その姿は劇的に変化してきました。現代のオートバイは自転車をモデルにした初期のものとほとんど共通点がありませんが、一貫して存在する数少ない部品の1つがタイヤであり、モーターサイクルの誕生以来欠かせない要素となっています。 PIRELLIのラジアルタイヤは、100年前にモーターサイクルへの導入以来、常に進化を遂げてきたハイテクタイヤです。ここでは、PIRELLIが現在使用している様々な構造を紹介します。
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進行方向に対し90度で巻きつけられた1層(フロントタイヤの場合は2層)のカーカスコードと、 進行方向に対し0度で巻きつけられたスチール素材のベルトからなる構造。 スチールベルトは引張強度が非常に高く、遠心力によるタイヤの変形が抑えられるため、直進安定性が高い。 また、タイヤのダンピング性能が高く、衝撃吸収性に優れる。
進行方向に対し90度で巻きつけられた1層のカーカスコードと、数層のベルトからなる構造(フロントタイヤの場合はカーカスコードが2層で、進行方向に対し斜めに数度の角度がつけられている)。 タイヤ全体がシンプルな構造のため軽くなり、コーナーリング時の安定性に優れ、遠心力による変形が抑えられるため直進安定性が高い
2層以上のカーカスコードに、主に繊維素材で作られたベルトを巻きつけた構造。カーカスコードは主にタイヤ剛性や耐荷重を決定付ける。 ベルトは遠心力でタイヤが変形するのを抑える役割を果たす
2層以上のカーカスコード(ゴムでコーティングされた繊維)で形成された構造。 カーカスコードの貼り合わせ角度、繊維素材などは、求められるタイヤの特性により異なる。
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